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▲ハイブリッドセラミックで製作されたインレー(詰め物)
ハイブリッドレジンとも呼ばれ、レジン(歯科用プラスチック)にセラミックの粉末を混ぜた素材です。レジンには変色しやすく破損しやすいという欠点があり、セラミックには硬すぎて接触する他の歯を傷めてしまうという欠点があります。
その両者の欠点をうまくカバーした、セラミックの強度と有機材料の粘り強さを併せ持ち素材がハイブリッドセラミックです。
使われる部位
臼歯・前歯のクラウン、インレー、アンレー、ブリッジ、インプラント上部構造、ラミネートベニア、など。
クラウンはハイブリッドセラミックのみで作るものやハイブリッドセラミックを金属のフレームに貼り付けたものがあります。ハイブリッドクラウンと呼ばれます。
ハイブリッドセラミックスという名称は日本語ではよく使用されますが、欧米で使用されることはほとんどありません。英語ではindirect composite(resin)と称され、そのため日本でも「間接修復用コンポジットレジン」とも呼ばれています。
材質がどんどん向上するハイブリッドセラミック

上の顕微鏡写真は10年前と現在のハイブリッドセラミックの表面です。このように粒子が細かい分、審美性、光沢性、耐着色性が向上します。各メーカーがしのぎを削って製品開発に力を注いでいおり、ハイブリッドセラミックの分野はこれからもどんどん進歩していくのではと考えています。
ハイブリッドセラミックの特徴
| 長所 | 短所 |
|---|---|
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歯科医師によって好みが分かれるハイブリッドセラミック
知り合いのドクターの話、他の先生方のお話を聞いても、そのクリニックによって、ハイブリッド素材を積極的に使用するかどうかは、ドクターの好みによって分かれるところだと思います。特に奥歯の詰め物(インレー)に使う場合で言えば、
- すぐに変色するので使いたくない
- 対合歯に優しいので(天然歯に近い硬さなので)奥歯には使用しやすい
- その方の食いしばりや歯ぎしり、咬合の強弱などの特徴によって使い分ける
・・・など意見はさまざまです。
いずれにせよ、メリット・デメリットを患者さんに伝えたうえで、患者さんのご希望も考慮したいかと思っています。


