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金属アレルギーが気になる
近年、口腔内に装着された歯科金属によりアレルギーを発症する方が増えています。口の中の金属はイオン化して溶け出しやすく、その結果、皮膚炎や頭痛などのさまざまな症状を引き起こすと言われています。また、口の中の金属は、ガルバニ電流と呼ばれる微弱電流を生じる場合もあり、その結果さまざまな症状が起こると言われています。
水銀を多く含むアマルガム
奥歯の詰め物の一つ「アマルガム」は日本では保険診療で認められており、現在も一般的な治療として一部の歯科医院で使われているのが実情です。
アマルガムは、銀、スズ、銅、少量の亜鉛、そして残りの40~50%が水銀で構成されています。アマルガムはスウェーデンやドイツでは使用が禁止されており、イギリスでも妊婦さんへの使用には警告を発しています。
金属アレルギーによる多種多様な病状
金属アレルギーによって、さまざまな病状を引き起こされます。
- 湿疹 (皮膚に赤いはん点ができる)
- 皮膚炎 (皮膚が腫れる)
- 舌炎 (舌が赤く腫れる)
- 口唇炎 (唇が赤く腫れる)
- 舌痛症 (舌がヒリヒリと痛みを感じる)
- 歯肉炎 (歯ぐきが赤く腫れる)
元素別パッチテスト陽性患者数

金属アレルギーは金属がイオン化して溶け出し、体内のタンパク質と結合しアレルゲンとなることで生じます。 歯科治療用金属では一般的にニッケル、水銀、コバルト、パラジウム、クロムが問題となるケースがあります。 アレルギーを起こしにくい金属として一般的に金、白金などが挙げられますが、金などでもアレルギーを発症するケースも見られます。
▲掌蹠膿疱症
▲扁平苔癬(水銀アレルギー)
アマルガムが原因
▲舌炎(金アレルギー)
金合金TypeⅣが原因
資料提供:東京医科歯科大学歯学部附属病院 歯科アレルギー外来 松村光明,中島航輝
このように金属アレルギーを心配される方は、メタルフリーのジルコニアオールセラミックスなどを使用することにより、金属を使わない治療も可能になりました。アレルギーを心配される方は一度ご相談ください。
事前にわかる金属アレルギー症候群
下記症状に該当されている方は、「金属アレルギー」の可能性がありますので、カウンセリングまたは診察の際にドクターへお知らせください。
- 皮膚科等の専門医で長期間治療を継続しているが、難治の皮膚・粘膜疾患が継続している。
- 普段からアクセサリーや装身具等の金属製品にかぶれやすい。
- 金属を用いた歯科治療を行った後に皮膚・粘膜疾患が発症し、それが難治になっている。


